おしゃれが苦手でもセンスよく見せる最強の「服選び」
大山旬/大和書房
男性用のおしゃれセンス克服本ともいえる1冊。
理論化された「服の選び方」は、女性が読んでも参考になることが多いです。
「中身が素敵で好きになったのだけれども私服がもったいないなあ」
と思っている彼氏や夫などパートナーにも進めやすい内容になっています。
しかもただの「理論」で終わっているわけではなく、
読んだら即実践できるような内容・テクニックばかり。
具体的なブランド・商品名が出ているので、読後すぐにショッピングに行きたくなること請け合いです!
「3000人のファッション初心者をおしゃれに変えたスタイリスト」という肩書の筆者。
ファッション初心者が最短で「80点」(ほどよいおしゃれ)を目指せるために
わかりやすいブランド一覧表や、色の選び方、服のメンテナス方法まで網羅されています。
おしゃれが苦手でもセンスよく見せる最強の「服選び」オススメな人
- 30代になり「今まで着ていた服が似合わなくなってきた…」と感じ始めている男性
- 若いころから同じブランド・メーカーだけを選んで服選びをしてきた人
- 彼氏&夫と一緒に服を選んでみたい女性
【名言・要点】おしゃれが苦手でもセンスよく見せる最強の「服選び」
ファッションは誤解のないように中身を伝える技術
・もっとも大切な中身を誤解のないように伝えるためには、ファションをある程度整えておくことがとても大切なのです。(P7)
おしゃれが苦手でもセンスよく見せる最強の「服選び」
人は中身が大事なのはもっともだけれども、第一印象は見た目から。
見た目で損をしたり誤解されているのはもったいないですよね。
だからこそファッションが大事であると同書は唱えています。
試着して「3分の壁」を乗り越える
みなさんが持っているこだわりや苦手意識の多くは「思い込み」だと感じます。
…「似合わない」と感じてしまうのは、「その服を着ている自分に見慣れていない」のが原因です。(P31)
おしゃれが苦手でもセンスよく見せる最強の「服選び」
今までどおりに落ち着いてしまうと、今までどおりの「ダサい自分」でいることと同義になってしまいます。
まずは食わず嫌いならず、着ず嫌いにならない、3分経てば目が慣れてきて客観的な判断が少しずつできるようになってきます。思い込みを外してチャレンジを!
上質なものは上質へと引き上げるパワーがある
・”上質なものが数点入っていると、それに引っ張られて、安いものも高く見える”(P41)
おしゃれが苦手でもセンスよく見せる最強の「服選び」
「誰もがファッション誌のような最先端の服装やセンスを求めているわけではなく、自然体のおしゃれを求めている人が大多数!」ということを心得ているので、低価格帯のユニクロ等も勧めています。
しかし落とし穴として、安い価格帯の服だけでおしゃれをするのは難易度が高い!
上質・高価格帯のアイテムを1~2点取り入れるテクニックを取り入れるだけで「さりげないオシャレ」と「安見え防止」の両方ができてしまいます。
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